プロヴァンス物語
素晴らしい陽気も今日迄とは天気予報で、
今週末の天気はグズつき雨模様のプロヴァンス地方とか。
それにしても日中の気温は申し分に無く気持ちが良く、
車の運転中に窓を開ければ熱風が入って来るので
“もう、クーラーが必要”それは早いかな?と思ったりして。
それにしても急に暑くなり、
このプロヴァンスとこの季節には珍しいマロニエの花が咲き乱れている中、
30数年前に日本からシベリア鉄道を使用して
北欧経由で早朝にパリの北駅に到着したのが6月の上旬。
その頃のパリは初夏真っ只中と言う感じで、
朝晩やや肌寒く、日中は暑かったのですが
空気が日本より乾燥していたので
大変に過ごし易かったのを記憶しています。
それと、興味深々で町を歩けば、頬にあたる風は気持ちよく、
日本では見た事も無い公園や
街路樹に植わっている立派なマロニエの木に咲いている
びっくりする位大きな花に感動したものです。
その後、友人と一緒にスペインをヒッチ・ハイクで一周し、
パリに再度戻ってロンドンに着いたのが08月上旬。
ロンドンも素晴らしい夏を迎えていて、
街路樹やハイド・パーク、リージェント・パーク等の公園には
何十年物のマロニエの木が繁り、
その木々に季節柄パリで見た花よりもっと大きなマロニエの花が咲いていて、
その木の下、芝生に寝っころがり、
マロニエの花を見上げては、
友人知人と供に青春を語っていたのですね。
毎年、パリで、プロヴァンスで見るマロニエの花には、若い頃の青春の思い出と重なり、
私には、ちょぴり感傷的になる季節です。
<本日作成のコンフィチュール>
素材と品種・・・梨(ウイリヤム種)、粒々アーモンド
製作過程・・・・固めの梨を皮を剥いてロボ・クープでカット。
時間の節約です。
感想・・・・・・ウイリアム種の香りと味がしっかりと出て、
アーモンド味はプロヴァンスかな。
応用・・・・・・粒々アーモンド入りでクレープに巻いて。美味しいよ!!
フランス人の感想・・・甘さが丁度良い味の仕上がり。
素材と品種・・・オレンジ、バナナ、黒胡椒
製作過程・・・・オレンジのみじん切りを行なっていると
柑橘系の香りがアトリエに漂います。
感想・・・・・・バナナの優しい味にオレンジの酸味がしっかり絡まり、
黒胡椒がパンチを。
応用・・・・・・フロマージュ・ブランに混ぜて食してみます。
美味しいかな?
フランス人の感想・・・オレンジの酸味がしつこく無く、初夏の様。
posted by コンフィチュール at 17:17|
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