2009年06月10日

東京駅グランスタに入りました!

こんにちは。

突然ですが、コンフィチュール・エ・プロヴァンス

新しく東京駅の中のグランスタ内にお店ができました。

毎日、行列になっている かりんとうの錦豊琳さんの

ななめ向かいです。



新出店を記念しまして、グランスタ限定の新商品も

作ってみましたぴかぴか(新しい)


塩崎デジカメ 1 021.jpg

         
左から

トマトジンジャーシロップ、ピーチジンジャーシロップ、梅ジンジャーシロップです。



今回、新しい試みで作られたトマト・・・。

そのお味は・・・直接、確かめてみてくださいね〜!


東京駅でお待ちしております(^▽^)るんるん








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2009年06月08日

愛しのcerise!!

プロヴァンス物語


穏やかに澄み切ったプロヴァンスの日曜日。
陽射しは眩しいものの、気温が上がらず爽やか。

そして、今日は“La Fête des Mères

フランスでは“母の日”なのです。

英国では03月22日に終了し、
日本、米国、北欧では05月に終了した母の日。

先週の日曜日がPentecôteと重なったので、今日になったとか。


この日、お母さんへの送り物には
矢張り花束がもっともポピュラーな贈り物だそうで、
日曜日でも開いている花屋に駆け込み、
花束や鉢植えを買い求める人で賑わっている様子が
テレビで紹介されていました。

日本の様に誰も彼もカーネーションを買い求めるのじゃなく、
季節の花で十分だそうで、これも気持ちが伝われば良いそうです。



用事でCavaillonに行った帰り、
マゼリ家のサクランボ畑に寄れば、
トラックが畑に停まっているので、
桜の木々をかき分けて入って行くと、賑やかな声が聞こえ
「マゼリさん。久し振り。日曜日でも頑張っているね。!!」

来週から天気が下り坂の予報とかで、
1年間、丹精込めて育てたサクランボが
雨に当たると実割れを起こすので、
日曜日を返上しての収穫作業を行なっていました。

今年もスペインから季節労働者5人を交えての収穫作業で、
口が動き、手も動きと賑やかで陽気なサクランボ畑。


が、奥さんのシルビーと娘さんのクララ嬢は、
口は動かず、手が動いてサイズの選別作業に忙しそう。

DSC08898.jpg


クララ嬢は、今年で花も恥らう16歳。

彼女から母の日のプレゼントは、
サクランボの選別を手伝う事だそうで、
マゼリさんはニコニコ顔でした。


今年のサクランボも、どれもこれも美味しい!!
1つもいでは口に入れ、種を出して、次はどれに?

大き目を選んで口に入れ、サクランボの食べ放題とは何と贅沢な事。
この幸せを皆さんにもお裾分けしたい物。

このサクランボを食べたい人は手を挙げて!!

飛行機に乗って一飛びして、皆さんに届けて上げたい位。

DSC08878.jpg


ご存知ハート型のシュミット種、
小粒でも甘いデルフィンゲン種。
実が硬くやや酸味が有るのがヴァン種。


そこで記念の700番のコンフィチュールは、
サクランボをベースに製作をしょうかな?と心変わりをしそう。


本夕、マゼリさんが試作用に5kg程届けてくれるので、
明日、種を取って、仕込みを行い、サンプル製作の予定で、
メロン、アプリコット、サクランボ、さて軍配はどれに!!!

製作後は、皆で試食して貰う予定です。


DSC_0715.jpg



・・・・・・・・・・・・・・・・・

食べたい人は手を挙げて・・・はい!!手(パー)

生のままでも食べたいけれど、美味しくコンフィチュールになったのも
また格別で・・・るんるん


今回は、どんな果物とのコラボレーションなんでしょう??
あぁ、待ち遠しいexclamation


posted by コンフィチュール at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月のコンフィチュール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

夏の足音が聞こえる

プロヴァンス物語

抱きしめられる物なら頬擦りをして抱きしめたい位、
昨日に続いて好天気の朝を迎え、
日中は30度を越すかもしれないとの天気予報のプロヴァンス地方。


そこで今日も早起きして
気になっていた庭の草刈りを朝の涼しい内に敢行。


芝刈り機の騒音で文句を言われない事を願って、
07時半頃では早すぎるかな?

構わないやっちまえ!!

朝露を含んで伸びた雑草が気持ち良く刈られ、
雑草の名前は判らずとも、刈られると良い匂いがして仕事が捗る事。


そこにトントンが顔を出し
「頑張っているね、朝から。我が家より広い庭だから大変だね!!」
「芝刈り機の音が煩くない?」と問えば、
「全然大丈夫だよ!!」

その後、トントンも芝刈り機を出して伸びた庭の草を刈るのでした。


太陽の日差しが強くなった頃、
“1回目のコンフィチュールが煮えたよ!!”と
アントニアの声を聞く頃には終了。


パター・ゴルフが十分に出来る位に綺麗になった庭。

隣のエリザベットが「ガーデン・パーティーでもするの?」

そう、来週の火曜日はLa Fête de Voisin(隣人と親しくする日)
今年はどうするのかな〜?


草を刈った後に蝉穴を発見。
もうそんな季節です。

2009 05 20_1567.jpg

         これが蝉穴!


それとラベンダーの蕾が膨らみ、あと1週間位で開花の模様。
今年も良い匂いを期待したいもの。

2009 05 20_1566.jpg

        麦にも見えますが、ラベンダーの蕾です!



又、庭の片隅に何処から種が飛んで来たのか、
一輪の可愛い雛罌粟が咲き、来年が楽しみ。
庭が真っ赤にな〜れ。


先にお知らせしました明日はフランスの祝日。
そこで本夕のアヴィニヨン中央駅19:30発の夜行バス約12時間、
片道1000km揺られて、
スペインのヴァレンシアに住んでいる30数年来の友人を尋ねる
プチ・旅行に行って来ます。
戻りはバルセロナ経由で、これも土曜日の夜行バス。
疲れるかな〜???


お先に。良い週末を!!

2009 05 20_1565.jpg




<本日作成のコンフィチュール>

素材と品種・・・マラ・デ・ボア、サクランボ(ナポレオン種)

製作過程・・・・やっとナポレオン種の在庫が無くなりました。

感想・・・・・・マラ・デ・ボアの香りとサクランボ酸味が、美味しい!!。

応用・・・・・・ボカルにはナポレオンの粒々が一杯詰まり、
        ひょっとして種が有るかもしれないので、ご注意を。
        パンケーキやブリニに掛けるのがベターかな。

フランス人の感想・・・風味は最高ね。
           味はサクランボと旨く絡み合っている感じ。





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2009年05月19日

真っ赤に輝く!!

プロヴァンス物語


久し振りのパリは、英国の夏に言われる代名詞
“1日に四季が有る”と言う感じの天候で、
朝は08度と肌寒く、日中に太陽が出たと思ったら暑くなり20度前後。

その後、曇って雨が土砂降りの如く降り、
急に気温が下がって15度。

夜も上着が必要な涼しさ。

“あの気持ちの良い、風薫る05月のパリは何処行った!!”と空を仰ぐのでした。

金曜日にBAKA氏の会計事務所に出向くと
皆が「ムシュー。お土産の太陽は??」と言われた程、
パリの天気が悪いのです。


それと病院での医局、医者、看護婦のストと同時に、
ここ1週間程、郵便局員、集配、配達人のストが行なわれているパリの郵便局。

BAKA氏が
「お宅の税務署に提出する書類が整ったのだけど
パリの郵便局がストでいつオルゴンに着くか判らないので、
都合を付けてパリに上がってサインをしに来て。」との依頼で
事務所を訪問して書類を貰い、
先程、サロン・ド・プロヴァンスに有る
税務署の郵便箱に無事投函し終え、ヤレヤレ。


プロヴァンスを留守中の金曜日には1日中雨だったプロヴァンス地方。

その後は晴れて、今日の気温は26度でうす曇から晴。

この天候で季節物の“雛罌粟”が咲いて、素晴らしい眺め。

2009 05 14_1531.jpg



それと、家に帰る途中にマゼリさんのサクランボ畑に寄れば
「ワォ〜。流石プロの仕事」と感心し。
鈴なりの実が段々大きく、又、赤くなって来たのを、
Cavaillonに出迎えたJean Michelと一緒に
誰も居ない畑に行って摘み食い。

2009 05 17_1560.jpg


今年のサクランボは、酸味がやや強いものの、
例年通りに「旨かった!!」


来週のプロヴァンスの天気予報は、晴れ、晴れ、晴れで、
気温も30度近く迄上がるとの予報。
“もっと甘くな〜れ。!!”と願っている次第です。

2009 05 17_1557.jpg



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も大好きな大好きなサクランボ!!

なんて真っ赤に実って、可愛らしいのでしょう・・・黒ハート

早くコンフィチュールになって、お店にくるのが待ち遠しい。。。

サクランボのコンフィチュールが入ってくる度、私が皆様に
オススメするので、あっという間に姿を消してしまうのですあせあせ(飛び散る汗)

今度はサクランボと何が合体してくるのでしょう。


ムッシュ、楽しみに待ってます!!






posted by コンフィチュール at 16:54| Comment(0) | TrackBack(1) | プロヴァンス日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月26日

青春の日々・マロニエ

プロヴァンス物語


素晴らしい陽気も今日迄とは天気予報で、
今週末の天気はグズつき雨模様のプロヴァンス地方とか。

それにしても日中の気温は申し分に無く気持ちが良く、
車の運転中に窓を開ければ熱風が入って来るので
“もう、クーラーが必要”それは早いかな?と思ったりして。


それにしても急に暑くなり、
このプロヴァンスとこの季節には珍しいマロニエの花が咲き乱れている中、
30数年前に日本からシベリア鉄道を使用して
北欧経由で早朝にパリの北駅に到着したのが6月の上旬。
その頃のパリは初夏真っ只中と言う感じで、
朝晩やや肌寒く、日中は暑かったのですが
空気が日本より乾燥していたので
大変に過ごし易かったのを記憶しています。



それと、興味深々で町を歩けば、頬にあたる風は気持ちよく、
日本では見た事も無い公園や
街路樹に植わっている立派なマロニエの木に咲いている
びっくりする位大きな花に感動したものです。

2009 04 24_1225.jpg



その後、友人と一緒にスペインをヒッチ・ハイクで一周し、
パリに再度戻ってロンドンに着いたのが08月上旬。

ロンドンも素晴らしい夏を迎えていて、
街路樹やハイド・パーク、リージェント・パーク等の公園には
何十年物のマロニエの木が繁り、
その木々に季節柄パリで見た花よりもっと大きなマロニエの花が咲いていて、
その木の下、芝生に寝っころがり、
マロニエの花を見上げては、
友人知人と供に青春を語っていたのですね。

毎年、パリで、プロヴァンスで見るマロニエの花には、若い頃の青春の思い出と重なり、
私には、ちょぴり感傷的になる季節です。


<本日作成のコンフィチュール>


素材と品種・・・梨(ウイリヤム種)、粒々アーモンド
製作過程・・・・固めの梨を皮を剥いてロボ・クープでカット。
        時間の節約です。
感想・・・・・・ウイリアム種の香りと味がしっかりと出て、
        アーモンド味はプロヴァンスかな。
応用・・・・・・粒々アーモンド入りでクレープに巻いて。美味しいよ!!
フランス人の感想・・・甘さが丁度良い味の仕上がり。




素材と品種・・・オレンジ、バナナ、黒胡椒
製作過程・・・・オレンジのみじん切りを行なっていると
        柑橘系の香りがアトリエに漂います。
感想・・・・・・バナナの優しい味にオレンジの酸味がしっかり絡まり、
        黒胡椒がパンチを。
応用・・・・・・フロマージュ・ブランに混ぜて食してみます。
        美味しいかな? 

フランス人の感想・・・オレンジの酸味がしつこく無く、初夏の様。









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2009年04月25日

風を切って走れ!走れ!

プロヴァンス物語

今日のフランスは、全国的に晴れマークが出て、
各地の気温も上がって6月上旬の陽気だとか。2009 04 23_1220.jpg

隣の県庁、ニーム市では28度迄上がり、
体感気温では30度を越すとの予報。

プロヴァンス地方も朝から“日本晴れ!”じゃなく
“プロヴァンス晴れ”の気持ちの良い1日。

日頃は悪役に徹しているミストラルが、
暑い日中の中、良い役を貰って頬に当たるのが快い感じ。



その中、今日は車の走行距離92500kmの検査の為、
車は半日ガレージ入りでした。

5年間でこの距離が多いのか少ないのか判らないのですが、
丁度、昨年のこの時期に検査を行なってから
17000km走った事になり、ガレージのお兄ちゃんは
「5年間乗っている割には外観が綺麗だし、走行距離もまぁまぁじゃないですか。
他に問題は無さそう。でも、前輪だけは交換した方が良いですよ。」との事前検査で判り、
タイヤの価格と交換価格を見積もって貰い、
その場でアントニアとパリのアランに電話して
タイヤ交換に関する価格を相談したら、
ガレージが30%引きをしてくれるのなら相場の価格。

それとタイヤがミシェラン製だからこの際に交換して貰ったら?との
アドヴァイスを受けて交換了承です。

来月からプロヴァンス・ツァーの人達を乗せて走るかもしれないので、
安全を喫してタイヤの交換をして貰った次第。


午後からの走行は快調そのもの。プロヴァンスの風を切って爽快に走る車でした。



<本日作成のコンフィチュール>

素材と品種・・・イチゴ、ミルティーユ
感想・・・・・・4つの赤い果物の味を思い出し、
        芳醇で美味しい!!。

応用・・・・・・何でもござれ!!
        10時の休憩時にケーキに掛けて食しました。
フランス人の感想・・・イチゴの味とミルティーユの味が
           旨くバランスが取れている。


素材と品種・・・ルーバーブ、オレンジ、生姜
製作過程・・・・春物ルーバーブは、香りが薄い感じ。
        カットする時のシャキシャキ感が堪らない。
感想・・・・・・オレンジも生姜も、又、ルーバーブの酸味も
        しっかり味の主張をしている。

応用・・・・・・新ネギを使ってヌタに使用してみようかと思うのです。
フランス人の感想・・・優しい酸味が嬉しい。
           それでもルーバーブって判る味の仕上がり。


             これが・・・
2009 04 22_1197.jpg



             洗われて・・・
2009 04 22_1198.jpg

 

             カットされ・・・
2009 04 22_1202.jpg



やがてコンフィチュールになって日本にやってきます!!
ルバーブファンの方たちは、お楽しみにハートたち(複数ハート)



















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2009年04月22日

今年最初のコクリコの花

プロヴァンス物語

朝06時半に雨戸を開ければ、寒くは無い物の、
“一寸先は闇”じゃなかった濃い霧が発生して、
隣の家が見えない位。
それはそれなりに幻想的なのですが、
Cavaillonの市場に出向くのが躊躇うほど。

「ウ〜ン。行こうか、行くまいか。止めた!!」明日行く事に1人で決定。

08時前にアントニアが出社して来て、
「何よ。!!この濃い霧は。走行する殆どの車がノロノロ運転で、
学校がバカンス中で良かったわ。
それと、初めて見た光景だけど、
オルゴン村に入って直ぐのロタリーには
各道路毎に3人の警察が立って検問中。
都合10人位の警察を動員した検問は何なのよ?
私の赤い車を呼び止められるかと思ったけど、
直ぐ後ろの車が止められていたわ。!!」と興奮気味に朝のお喋り。

この霧でフォグランプを点けて走行していなかった車に注意を促していたのでは、との予想です。


その霧も10時頃には無くなり、太陽が顔を覗かせ、
昨日刈った庭の緑が、雨上がりの後には眩しく、
気温も上がって20度。

お昼を外で取ったアントニアが
「昨日刈り取った草の香りが良い匂い!!」とニコニコ顔でした。

2009 04 21_1194.jpg

その中に赤い一輪の花を見つけ、
そうですコクリコの花がひそかに咲いたのです。
これからプロヴァンスの畑、
野原を真っ赤にして咲くコクリコの花、今年も楽しみ。

又、ゴッホが好んで描いたアイリスの花が庭の片隅に咲き、
群青色が素晴らしい。

2009 04 21_1195.jpg



今日Avignonへ分析、検査に出す、51便目のライン・ナップです。それなりに色合いが綺麗に仕上がったとは、手前味噌かな。

2009 04 21_1191.jpg2009 04 21_1192.jpg


<本日作成のコンフィチュール>

素材と品種・・・イチゴ、ミント
製作過程・・・・イチゴのへた取りに時間が掛かります。
感想・・・・・・甘酸っぱいイチゴとミントの味が重なり初夏の様
応用・・・・・・ヴァニラ・アイスに掛けると、もう、止められない。
フランス人の感想・・・久し振りにミント味が新鮮。


素材と品種・・・アナナス、粒々アーモンド
製作過程・・・・甘〜いアナナスの香りがアトリエ中に広がります。
感想・・・・・・粒々アナナスと粒々アーモンドが、口の中で喧嘩をしそう。
応用・・・・・・豚肉焼きにはやっぱりアナナスかな?
フランス人の感想・・・さっぱり切れの良い味に。




************************

今年もプロヴァンスにコクリコの花が咲く季節が
やってきましたね!

一面に咲いた写真を楽しみにしてますよ、ムッシュ!!





posted by コンフィチュール at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月のコンフィチュール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

トリフが待ち遠しい!!

プロヴァンス物語
  
短パンに半袖シャツの軽装姿が似合う季節になったと思ったら
今日は何やら肌寒い日。
セーターは何処に!!。


社長からトリフの件でオベが不満顔!!との案内で、
それじゃ明日から日本へ行く事だし、
オベの人達がにっこり笑顔で働いて貰いたいので、
トリフの小父さんボルム氏に電話しましたよ。

この時期に在庫が有る?とは思わないでも無く電話をしたら、
奥さんが出て「今、彼は山に行っており、戻るのは10時過ぎ。戻り次第連絡を入れますよ。」
確かトリフのシーズンは終わったのに。
でも何か良い予感で、10時過ぎにボルム氏から電話が有り
「明日、日本に行く事に成ったけど、先日話した件の代替え用のトリフが有れば良いのだけ」と問えば、
「日曜日に採取した物を分けて上げるから11時頃イル・スー・ラ・ソルグの駅前に来て!!」

アトリエから丁度30分の処にある水の町イル・スー・ラ・ソルグ。
途中は桜の果樹園が見事な田園風景を通って、
11時に指定の場所に出向けば、
にっこり顔のボルム氏が真空パックになったトリフを見せ
「この天候異変。又、雨も降る変な気候の中、偶々日曜日に採取したトリフだけど、
その中から綺麗にした物215gを分けて上げるよ。」
思わず“やった!!”これでオベに行っても敷居が高くない!!“ 
トリフは日本到着後、クール宅急便で送って置きます。


その後、ボルム氏と30分程駄弁って、
「例のトリフ入りのコンフィチュールは美味しかったよ。色、香り、味も丁度良い感じ。来季は是非製品にしたいね。」
私は未だ食べていないので、何とも言えないのですが、
オベに持参しますから試食しましょう。

トリフ・コンフィチュールが売れたら借金を返して、
アトリエにプールが出来るかテニスコートが出来るか楽しみ。
オベで沢山買って頂戴。clip_image003.jpg

又、5月末から夏トリフの採取が行なわれるそうで、
外側は黒色でも中はやや白色。
因みに、昨年の価格が150ユーロから200ユーロ如何ですか???


今年はやっぱり異常気象なのでしょうか、
野や庭には藤の花が満開。
それと、プロヴァンス桜と言われる
濃いピンクの花ジュデも咲き出し、
プラタナスの枝の剪定を今頃行なって何か変な今日頃です。

clip_image004.jpg


それでは暫しのお別れです。
19日に再度お会いしましょう

posted by コンフィチュール at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | プロヴァンス日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

美術館に行こう!

プロヴァンス物語
  
2週間のイースター休暇が始まった
学区Aグールプ(リヨン、ナント、モンペリエ、カーン、その他)の移動で
各地で車の渋滞が相次いでいる週末に、
歯の治療でパリを訪れやっと無事に2本の差し歯が入り
(1週間で歯茎が元に戻って、差し歯を入れるのに歯茎に麻酔。ア〜痛かった。)
普通に食事が取れ良し々。


先週からやっと春が来たパリで、
気温は18度と好天気に恵まれ、
パリにはイースター休暇を過ごす国内外からの観光客が押し寄せ、
平生の2割増しの状態。


又、先週から国の美術館、博物館等の入場料が
特別展を除いて26歳未満の人達、教職員の人達は
無料と粋な払いを行なった政府。
観光客が一度は訪れる
皆さんご存知のルーブル美術館、オルセー美術館では、
一時、入場制限を設けた程の賑わいだったそうです。

が、この26歳未満の入場料無料に対して、
今迄60歳以上は半額、処により無料だった入場料が撤廃され、
年配の人達は思案顔、
それでも毎月最初の日曜日は全員入場料が無料なので、
月1で文化的に接するそうです。感心!!

さて、3日間留守にして、アトリエの庭の雑草は生え、
野は桜の花が真っ盛りに咲き、
気持ちの良い景観のプロヴァンス。

clip_image.sakura3.jpg      clip_image.sakura4.jpg


夕方には向かいのJean Michelが
「暑いね!!今日は。」と訪れて、
それじゃパスティスとなる訳。

今日の朝、トントン夫婦は15日間の予定で
故郷イタリアに出掛けた模様。
80歳のトントンが約7時間の高速を運転して行き、
「これが最後!!」とは置き言葉だったそうです。

来週半ばから、アトリエがイースター休暇に入るので、アーモンドを持参して私が日本へ行く予定をJean Michelに話したら、
「2軒の留守家庭を見回るのか。!!」しっかり見回って頂戴!!と、彼に2杯目のパスティスを振舞うのでした。


posted by コンフィチュール at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | プロヴァンス日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月03日

藤の花でお花見!・・・の予感

プロヴァンス物語
  
夜半から今日のお昼頃迄、シトシトピッチャンのプロヴァンス地方。

気温が上がらず15度とちょっと肌寒い日。
が、パリから北の方は快晴で、気温は18度から20度との事。
やっと春が訪れ気持ちが良い日だとは、
パリの友人、知人からのメール。
急に20度迄上がった気温にルーアンの澤田さんは
「何じゃこの陽気は!!」と愚痴っていました。

朝、郵便物を取りに久し振りに傘を差して出れば、
同じく傘を差して後生大事に雨に濡れない様に
布袋に入ったパンを抱えたトントンのご帰還に遭遇。
「ボン・ジュール!!トントン。雨が良く降るね。」
「これでやっと作物が育つよ。
が、この雨で開花した果物に影響が無い事を祈っているよ。」
来週から15日間に渡ってイタリアに里帰りだそうで、
ニコニコしながら家の方へ戻って行きました。

clip_image.fuji2.jpg

午後から陽も出て来て、
雨が降った影響でしょうか“藤の花”が開花し、
今年は事の他、花蕾が多い様に見えるテラスの藤の木。
このぶんじゃ、藤の花を見ながら
お花見大会が十分出来そうな気配。楽しみ々。

posted by コンフィチュール at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月のコンフィチュール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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